WordPressでは簡単に固定ページや投稿ページを保護し、パスワードを知っている人にしかコンテンツが表示されないように設定することが可能です。
ただ、保護されたページにはデフォルトだと以下のように「保護中:」という文字列が表示されます。
保護ページ初期タイトル表示
![WordPressで保護されたページタイトルの初期状態](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2024/05/image-35.png)
この「保護中:」という文字列を変更したい、あるいは削除したいという方に向けて
WordPressで保護したページタイトルに出力される
「保護中:」という文字列を変更・削除する方法
![](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2023/07/キリッ-150x150.jpg)
誰でも簡単にできるのでぜひお試しください!
保護ページのタイトルを変更する方法
![](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2023/07/キリッ-150x150.jpg)
まずは「保護ページのタイトルを変更する方法」からご紹介します。
functions.phpに以下のソースコードを追加します。
functions.phpに追加するソースコード
// 保護ページタイトルの変更
function edit_protected_word() {
return '任意のテキスト:%s';
}
add_filter('protected_title_format','edit_protected_word');
実際に出力される様子
![WordPress保護ページに表示される「保護中:」を別のテキストに変更した様子](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2024/05/image-36.png)
ハイライト行にある「%s」はそのページのタイトルと表しています。
つまり、「任意のテキスト:%s」と記述することで
任意のテキスト:『ページタイトル』
と出力することを意味します。
![](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2023/07/キリッ-150x150.jpg)
例えば「保護中:」を「会員のみ:」にしたければ
会員のみ:%s
にすればいいということですね。
※「:」は可読性を残す意味でそのままにしてありますが、不要なら除去してもOKです。
保護ページに表示される「保護中:」を削除する方法
次は「『保護中:』という文字列を削除する方法」についてご紹介します。
理屈は前章と同じで、「%s=ページタイトル」だけを残すように書き換えればOKです。
functions.phpに追加するソースコード
// 保護ページタイトルの変更
function edit_protected_word() {
return '%s';
}
add_filter('protected_title_format','edit_protected_word');
実際に出力される様子
![WordPress保護ページで「保護中:」を削除した様子](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2024/05/image-37.png)
![](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2023/07/キリッ-150x150.jpg)
このように「%s」だけにしてあげることで、表示されるのがそのページのタイトルだけとなります。
WordPressはカスタマイズ性が高いCMS
以上が「保護ページにデフォルトで出力される『保護中:』を変更・削除する方法」でした!
WordPressは非常にカスタマイズ性が高く、「こんなことってできないのかな」と思ったことは割とできることが多く、またそうした情報も誰かがネット上で解説をしてくれています。
![](https://kekenta-it-blog.com/wp-content/uploads/2023/07/キリッ-150x150.jpg)
このブログでもWordPress関連のカスタマイズ情報をたくさん発信しています。
ご興味のある方はぜひ他の記事もご覧ください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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