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【PHP】エックスサーバーへデプロイする方法【初心者でも簡単!】

【PHP】エックスサーバーへデプロイする方法【初心者でも簡単!】

この記事では

PHPで作成したWebページやアプリを
エックスサーバーへデプロイするする方法

を解説します。

初めてPHPによる制作物をデプロイするという方は、もしかすると

ケケンタ

デプロイってめちゃくちゃ難しいんじゃないだろうか……

と不安に思っているかもしれません。

ですが、安心してください

エックスサーバーのようなレンタルサーバーを利用すれば、PHPで開発したWebアプリも比較的簡単にデプロイが可能です。

この記事の手順に沿ってひとつひとつ作業を進めることで確実にデプロイを体験できるので、ぜひ参考にしていただければと思います。

もしもまだエックスサーバーの契約がお済でない場合は、まずはそちらを完了していただければと思います。

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ケケンタ

何はともあれ、デプロイに挑戦するのであればサーバーの用意は必須なので、まずはお試し期間をご活用いただくのも良いかと思います!

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ケケンタ

ケケンタのITブログでは、WebアプリPHPLaravel)やWeb制作WordPressコーディング)について情報を発信しています。
学習中の方や実務をされている方など多くの方にアクセスいただいていますので、ぜひほかの記事も参考にしてみてください!


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目次

デプロイの主な手順

ここからは「エックスサーバーと契約済み」という前提で解説を進めていきます。

PHPをエックスサーバーへデプロイする主な流れは以下のとおりです。

【手順】PHPをエックスサーバーへデプロイする
  • データベースを準備する
  • データベース接続情報を設定する
  • PHPファイルをエックスサーバーへアップロードする
  • ブラウザで表示確認をする
ケケンタ

こうしてみると複雑な手順はほとんど無いことがお分かりいただけるかと思います。

難しく感じる可能性が高い工程として、「②データベース接続情報を設定する」が挙げられます。

この工程では、いわゆる環境ファイルを用意します。その際、ComposerというPHPのライブラリ管理ツールを利用して環境ファイルを安全に扱えるようにするためのライブラリを導入します。

初めてComposerに触れる方やコマンドを使ったことがないという方にとっては、慣れない内容かもしれません。

しかし、今後もPHPでのアプリ開発を行う場合、Composerやコマンドは必須スキルになるので、今回を機に「こんなものがあるんだ」と、学びのキッカケになれば幸いです。

デプロイ予定のソースコードでデータベース接続を使用していない場合は「STEP3 PHPファイルのアップロード」からお進め下さい。

それでは、詳しい手順を見ていきましょう!

STEP1 データベースを準備する

まずは、エックスサーバー上に新規のデータベースを作成していきます。

ここで行うことは大きく分けて4つです。

【手順】エックスサーバーでデータベースを準備する
  • データベースを新規作成する
  • 作成したデータベースへアクセスするためのMySQLユーザを新規作成する
  • ①で作成したデータベースに②を追加する
  • ローカルで構築していたDB構造を本番環境(エックスサーバー)のDBへインポートする

データベースだけを作成しても、そこへアクセスする権限を持ったユーザが用意されていないと、そもそもアクセスすること自体できません。

そのため
②では「①へのアクセス用のMySQLユーザ」を作成し
③で、②で作成したユーザにデータベースへのアクセス権限を付与します。

そして、④ではローカルで作成していたDBのテーブル構成などをまるっとエックスサーバー上のDBへインポートします。

ケケンタ

以下より順番に手順を解説していきます!

1.データベースを新規作成する

STEP
「MySQL設定」をクリック

エックスサーバーのサーバーパネル内にある「データベース」→「MySQL設定」をクリックします。

「MySQL設定」をクリック
「MySQL設定」をクリック
STEP
「MySQL追加」タブをクリック

「MySQL追加」タブをクリックします。

「MySQL追加」タブをクリック
「MySQL追加」タブをクリック
STEP
「データベース情報」を入力する

「データベース情報」を入力します。

(例) 入力内容

「データベース情報」を入力
「データベース情報」を入力

具体的な項目名入力内容は以下のとおりです。

項目名入力内容
MySQLデータベース名データベース名(任意の名称)
文字コードUTF-8
メモ自由入力欄です。どのような用途のデータベースなのかをメモしておくと便利です。
※任意項目
ケケンタ

「メモ」項目について
「メモ」は任意項目ですが、日時が経過すると意外となんのデータベースなのかを忘れてしまいがちです。
その度に中身を確認するのも手間なので、簡単なメモ書きをしておくと便利です!

STEP
「確認画面へ進む」をクリック

画面右下の「確認画面へ進む」をクリックします。

「確認画面へ進む」をクリック
「確認画面へ進む」をクリック
STEP
「追加する」をクリック

入力内容に誤りがなければ「追加する」をクリックしましょう。

「追加する」をクリック
「追加する」をクリック

データベースが追加されると、以下のような表示になります。

データベースが追加完了
「データベース」の追加が完了
ケケンタ

以上でデータベースの追加は完了です!
続いて、MySQLユーザーを新規作成していきましょう!

2.MySQLユーザを新規作成する

データベースの新規作成が完了したら、次はMySQLユーザを作成していきましょう。

STEP
「MySQLユーザ追加」タブをクリック

「MySQLユーザ追加」タブをクリックします。

「MySQLユーザ追加」タブをクリック
「MySQLユーザ追加」タブをクリック
STEP
MySQLユーザ情報を入力する

「MySQLユーザ情報」を入力します。

(例) 入力内容

「MySQLユーザ情報」を入力
「MySQLユーザ情報」を入力

具体的な項目名入力内容は以下のとおりです。

項目名入力内容
MySQLユーザIDMySQLユーザID名(任意の名称)
パスワードデータベースアクセス用のパスワード
メモ自由入力欄です。どのような用途のMySQLユーザなのかをメモしておくと便利です。
※任意項目

MySQLユーザID」と「パスワード」はデータベースの管理画面にアクセスするときやPHPからデータベースへ接続するときに使用するので忘れないようにご注意ください。
※後ほど「4.データベースへアクセス可能か確認する」の節でも最終確認で使用します。

STEP
「確認画面へ進む」をクリック

画面右下の「確認画面へ進む」をクリックします。

「確認画面へ進む」をクリック
「確認画面へ進む」をクリック
STEP
「追加する」をクリック

入力内容に誤りがなければ「追加する」をクリックしましょう。

「追加する」をクリック
「追加する」をクリック

MySQLユーザが追加されると、以下のような表示になります。

「MySQLユーザ」の追加が完了
「MySQLユーザ」の追加が完了

3.データベースへMySQLユーザを追加する

作成したばかりのデータベースは、初期状態だとユーザがいません

そこで最後は、「2.MySQLユーザを新規作成する」で作成したMySQLユーザを新規作成したデータベースへ追加していきます。

STEP
「MySQL一覧」タブをクリック

「MySQL一覧」タブをクリックします。

「MySQL一覧」タブをクリック
「MySQL一覧」タブをクリック
STEP
MySQLユーザを追加する

プルダウンメニューから追加するユーザ(「2.MySQLユーザを新規作成する」で作成したMySQLユーザ)を選択します。

「MySQLユーザ」をプルダウンから選択
「MySQLユーザ」をプルダウンから選択
STEP
「追加」をクリック

「追加」をクリックします。

「追加」をクリック
「追加」をクリック
STEP
「MySQLユーザ」が追加されていることを確認

MySQLユーザが追加されると、以下のような表示になります。

「MySQLユーザ」が追加される
「MySQLユーザ」が追加される

再度「MySQL一覧」タブをクリックして一覧画面へ戻ると、データベースへMySQLユーザが追加されていることが確認できます。

「MySQLユーザ」の追加完了後の表示
「MySQLユーザ」の追加完了後の表示

4.データベースへアクセス可能か確認する

以上で

  • 「データベース」と「MySQLユーザ」の新規作成
  • アクセス権限の付与

が完了しました。

ケケンタ

最後に、念のため本当に新規作成した情報でデータベースへアクセスできるかどうかを確認しておきましょう。

具体的には、「phpMyAdmin」の管理画面へアクセス可能かどうかを確かめていきます。

STEP
「phpMyAdmin」をクリック

エックスサーバーのサーバーパネル内にある「データベース」→「phpmyadmin」をクリックします。

「phpmyadmin」をクリック
「phpmyadmin」をクリック
STEP
認証情報を入力する

すると、Basic認証の入力フォームが表示されるので、MySQLユーザを新規作成したときに設定した認証情報を入力します。

(例) 入力内容

Basic認証の入力内容
Basic認証の入力内容
項目名入力内容
ユーザ名MySQLユーザを新規作成したときに設定したMySQLユーザID
(例)xs123456_sampusr
パスワードMySQLユーザを新規作成したときに設定したパスワード
STEP
「ログイン」をクリック

「ログイン」をクリックします。

「ログイン」をクリック
「ログイン」をクリック
STEP
phpMyaAminの管理画面へアクセスできたら成功

無事に認証されるとphpMyAdminの管理画面が表示されます。

phpmyadminの管理画面へアクセス成功
phpmyadminの管理画面へアクセス成功

この画面はこのあとの「5.エックスサーバー上のDBへローカルのDB構造をインポートする」ですぐに使用するため、タブを閉じないようにしておくとスムーズです。

ケケンタ

ここまでお疲れさまでした!
以上で無事にデータベースとMySQLユーザの新規作成と、そのアクセス権限の付与が完了しました!

5.エックスサーバー上のDBへローカルのDB構造をインポートする

次に、「データベースの準備」の最後の作業として、ローカルのDB構造をエックスサーバー上のDBへインポートします。

ローカルでも「phpMyAdminを使用してアプリ開発を進めていた」という前提で解説をしていきます。

STEP
ローカルでphpMyAdminへアクセスする
ローカルでphpMyAdminへアクセスする
ローカルでphpMyAdminへアクセスする
STEP
デプロイしたいDBを選択する

左側のDBリストからデプロイしたいDBを選択します。

デプロイしたいDBを選択する
デプロイしたいDBを選択する
STEP
「エクスポート」タブをクリックする

画面上部にある「エクスポート」タブをクリックします。

「エクスポート」タブをクリックする
「エクスポート」タブをクリックする
STEP
「エクスポート」ボタンをクリックする

「簡易 – 最小限のオプションだけ表示」が選択されていることを確認し、下側にある「エクスポート」ボタンをクリックします。

「エクスポート」ボタンをクリックする
「エクスポート」ボタンをクリックする

すると、別のDB(今回だとエックスサーバー上のDB)へインポートするためのsqlファイルがダウンロードされます。

ケケンタ

以下より、このファイルをエックスサーバー上のDBへインポートしていきます!

STEP
エックスサーバーでphpMyAdminを開く

エックスサーバーでphpMyAdminを開きます。

※「4.データベースへアクセス可能か確認する」の最後の確認作業で開いた画面を開きます。

phpmyadminの管理画面へアクセス成功
phpmyadminの管理画面
STEP
使用するデータベースをクリックする

左側のDBリストから今回使用するDB(第1章「STEP1 データベースを準備する」で作成したDB)を選択します。

使用するデータベースをクリックする
使用するデータベースをクリックする
STEP
「インポート」タブをクリックする

画面上部にある「インポート」タブをクリックします。

「インポート」タブをクリックする
「インポート」タブをクリックする
STEP
ローカルでエクスポートしたsqlファイルを選択する

「ファイルを選択」をクリックし、ローカルのDBからエクスポートしたsqlファイルを選択します。

デフォルト設定であれば「ダウンロード」フォルダに入っているはずです。

ローカルでエクスポートしたsqlファイルを選択する
ローカルでエクスポートしたsqlファイルを選択する
STEP
「インポート」ボタンをクリックする

ページの最下部にある「インポート」ボタンをクリックします。

「インポート」ボタンをクリックする
「インポート」ボタンをクリックする
STEP
インポートが完了する

すると、sqlファイル内のSQLが一括実行され、画像のようなログとともにDBテーブルのインポートが完了します。

DBテーブルのインポートが完了した直後の画面

インポート完了画面
インポート完了画面
ケケンタ

工程が長く大変だったかと思いますが、以上でローカルのDBをエックスサーバー上へ移行することができました!

STEP2 データベース接続情報を設定する

この章では、データベースの接続情報を.envファイルへ移しつつ、「STEP1 データベースを準備する」で作成したデータベースに合わせた接続情報へ修正していきます。

.envは、アプリケーションで使用する「環境変数」をまとめておくためのファイルです。

また、「環境変数」とは、簡単にいうととってもとっても重要な情報のことです。

今回でいうと、データベース接続情報が該当します。

ケケンタ

.envが漏洩する=個人情報漏洩と同義なので、慎重に扱う必要があります!!

以上を踏まえた上で、実際に.envを扱っていきましょう。

【手順】データベース接続情報を設定する
  1. Composerをインストールする
  2. Composerでphpdotenvをインストールする
  3. .envを準備する
  4. データベース接続が必要なファイルへ.envに記述した情報を読み込む

Gitなどのバージョン管理ツールを使用している場合は、絶対に.envファイルがバージョン管理下に含まれないようにしてください。例えば、Gitを使用しているなら.gitignore.envファイルを追加記述します。
※バージョン管理下へ含めてしまうと、バージョン管理ツール経由で機密情報が漏洩する危険があります。

1.Composerをインストールする

まずはComposerをインストールしましょう。

すでにお使いのパソコンにComposerをインストール済みの場合は、「2.phpdotenvをインストールする」へお進みください。

ケケンタ

Composerの詳しいインストール方法については以下の記事で解説しています。

2.phpdotenvをインストールする

Composerのインストールができたら、次にphpdotenvをインストールします。

phpdotenvとは?

環境ファイル(.env)を安全に扱えるようにするためのライブラリです。

PHPプロジェクトディレクトリ直下で以下のコマンドを実行

composer require vlucas/phpdotenv
ケケンタ

これだけでphpdotenvのインストールが完了します!

3..envを準備する

次に、.envの作成とその中身の記述をしていきます。

STEP
.envファイルを作成する

PHPプロジェクトディレクトリ直下に.env手動で作成します。

.envファイルを作成
.envファイルを作成
STEP
.envファイルにデータベース情報を記述する

次に、.envデータベース情報を記述します。

ここではいったん接続テストを行うため、ローカル側のデータベース情報を記述します。

# ローカル側のデータベース情報
DB_HOST='mysql:dbname=todo_list;host=127.0.0.1;charset=utf8;'
DB_USER='kekenta'
DB_PASSWORD='kekenta'

各行の末尾に「;(セミコロン)」は不要です。付けてしまうとエラーになるのでお気を付けください。

4.データベース接続が必要なファイルへ.envに記述した情報を読み込む

本節では、.envに記述したDB情報が、データベース接続を必要とするすべてのファイルに読み込まれるようソースコードの修正を行います。

STEP
PHPファイルを.envファイルが読み込まれるように編集する

.envから情報を読み込ませるために、データベース情報が必要な各ファイルを以下のように修正します。

データベース情報を記述しているすべてのファイルを修正してください。

<?php

/**
 * .envファイルを使用する
 */
require './vendor/autoload.php'; // ★追加
Dotenv\Dotenv::createImmutable(__DIR__)->load(); // ★追加

/**
 * ■ 元々定義していたDB接続情報は削除
 */
// const DB_HOST = 'mysql:dbname=todo_list;host=127.0.0.1;charset=utf8';
// const DB_USER = 'kekenta';
// const DB_PASSWORD = 'kekenta';

/**
 * データベース接続処理
 */
// $pdo = new PDO(DB_HOST, DB_USER, DB_PASSWORD, [ // ■ 削除
$pdo = new PDO($_ENV['DB_HOST'], $_ENV['DB_USER'], $_ENV['DB_PASSWORD'], [ // ★追加
  
    // PDOオプション記述箇所(※ここでは省略)

]);


// ~ 省略 ~


?>

元々定義していたデータベース情報を削除し、代わりに.envからデータベース情報を読み込むように修正しています。

STEP
ブラウザで表示確認(ローカル側)

この段階で一度、ローカル側でデータベース関連の処理が問題なく動作するかどうかテストします。

もしエラーが発生してしまった場合は、.envの各行の末尾にセミコロンが入っていないかなど、記述ミスが無いか確認してみましょう。

STEP
.envファイルの内容を本番環境用の情報に修正する

ローカル上で、.envからデータベース情報を問題なく読みこめていることが確認できたら、続いて本番環境用の情報へ修正します。

# ローカル用(本番環境へデプロイするときも削除せずコメントアウトしておくと後々便利です)
# DB_HOST='mysql:dbname=todo_list;host=127.0.0.1;charset=utf8;'
# DB_USER='kekenta'
# DB_PASSWORD='kekenta'

# エックスサーバー(本番環境)用
DB_HOST='mysql:dbname=エックスサーバーのMySQLデータベース名;host=127.0.0.1;charset=utf8;'
DB_USER='エックスサーバーのMySQLアクセス用ユーザ名'
DB_PASSWORD='エックスサーバーのMySQLアクセス用パスワード'

以上で、データベース情報を.envから読み込む方式に変更できました。

データベース情報のような機密情報は、このように.envのような環境変数ファイルに記述し、プログラム側で読み込むことによってセキュリティリスクを低減できます。ぜひ覚えておいてください。

ケケンタ

次の章では、いよいよエックスサーバー上にPHPプロジェクトファイルをアップロードしていきます。

STEP3 PHPファイルのアップロード

PHPファイルを本番環境へアップロード(デプロイ)する方法はいくつかあります。

例えば、FFFTPやFileZillaのような「FTPソフトを利用する方法」や「Githubを利用する方法」などです。

しかし、この記事は初心者の方向けということもあり、

PHPプロジェクトディレクトリをzip化 → エックスサーバー上で展開

というもっとも手軽で簡単な方法をご紹介していきます。

「FTPソフトを利用する方法」は最も手軽である反面、データ転送に時間がかかりすぎる可能性があるため非推奨です。

具体的な手順は以下のとおりです。

【手順】PHPアプリのアップロード
  • PHPのプロジェクトディレクトリをzip形式に圧縮する
  • エックスサーバーのファイルマネージャーへ①のzipファイルをアップロードする
  • zipファイルを展開する

ひとつずつ具体的な手順を解説していきます。

1.PHPプロジェクトディレクトリをzip形式に圧縮する

まずはローカル上にあるプロジェクトディレクトリをzip形式に圧縮しましょう。

PHPプロジェクトディレクトリをzip形式に圧縮する
PHPプロジェクトディレクトリをzip形式に圧縮する

2.エックスサーバーのファイルマネージャーへzipファイルをアップロードする

次に、エックスサーバーのファイルマネージャーへzipファイルをアップロードしていきます。

STEP
サーバーパネルにある「ファイルマネージャー」をクリックする
サーバーパネルにある「ファイルマネージャー」をクリックする
サーバーパネルにある「ファイルマネージャー」をクリックする
STEP
デプロイ先のドメイン名のディレクトリをクリックする

ファイルマネージャーでは、左側にサーバー上のディレクトリリストが表示されています。

その中から、「デプロイで使用するドメイン名のディレクトリ」をクリックします。

(例)kekenta-it-blog.comをデプロイ先にする場合

デプロイ先のドメイン名のディレクトリをクリックする
デプロイ先のドメイン名のディレクトリをクリックする
STEP
「public_html」をクリックする

ドメインディレクトリ内にpublic_htmlディレクトリがあるので、これをクリックします。

エックスサーバーでは、このディレクトリがいわゆる「ドキュメントルート(公開ディレクトリ)」に該当します。

「public_html」をクリックする
「public_html」をクリックする
STEP
「アップロード」をクリックする

public_html内に入ったら、画面上部にある「アップロード」をクリックします。

「アップロード」をクリックする
「アップロード」をクリックする
STEP
zipファイルをアップロードする

すると、以下のようなダイアログが表示されるので、アップロードするzipファイルを選択し、右下にある「アップロード」をクリックしましょう。

アップロードするzipファイルを選択する
アップロードするzipファイルを選択する

アップロード完了

zipファイルがアップロードされる
zipファイルがアップロードされる

3.zipファイルを展開する

最後に、アップロードしたzipファイルを「展開」していきます。

STEP
展開したいzipファイルをクリックする

まずは、zipファイルをクリックします。

すると、上部メニューの「展開」がクリックできるようになります。

展開したいzipファイルをクリックする
展開したいzipファイルをクリックする
STEP
「展開」をクリックする

上部メニューの「展開」をクリックすると、以下のようなダイアログが表示されるので、さらに「展開」をクリックします。

「展開」をクリックする
「展開」をクリックする

すると、以下のようにzipファイルが展開されます。

zipファイルが展開される
zipファイルが展開される
STEP
展開したプロジェクトディレクトリを「public_html」直下へ移動する

エックスサーバー上でzipファイルを展開した直後の状態だと、ディレクトリ構造が

「public_html」→「todo_app」→「todo_app」

のように一段階、余計にディレクトリが挟まります。

展開したディレクトリをクリックして、中の構造を一度確認してみましょう。

そのため、zipファイルを展開したら、続けて、そのディレクトリ内にある本当のプロジェクトディレクトリpublic_htmlへ移動します。

ドラッグ&ドロップで移動可能

展開したプロジェクトディレクトリを「public_html」直下へ移動する
展開したプロジェクトディレクトリを「public_html」直下へ移動する
STEP
ディレクトリを整理する

プロジェクトディレクトリをpublic_htmlへ移動すると、以下2つのような名称のディレクトリが確認できるかと思います。

  1. 元々のディレクトリ名(例:todo_app
  2. 元々のディレクトリ名 – copy(例:todo_app - copy

①は空のディレクトリ、②にはプロジェクトファイル群が入っているはずです。

そのため、下記のように対応をします。

  • ① …… 削除
  • ② ……「任意のディレクトリ名」へ名前を変更
ディレクトリを整理する
ディレクトリを整理する
ケケンタ

お疲れ様です!
これでついにデプロイが完了しました!

ここまで問題なく作業を行えていれば、ブラウザ上でWebアプリが動作するはずです!

最後に、動作確認をしていきましょう。

STEP4 ウェブブラウザで確認

動作確認で行うことはシンプルです。

動作確認で行うこと
  • ブラウザのアドレスバーにURLを入力
  • アプリの動作確認を行う

1.ブラウザのアドレスバーにURLを入力

まずはお好きなブラウザを開いて、アドレスバーにURLを入力します。

URLですが、例えば僕の場合は

  • ドメイン……kekenta-it-blog.com
  • プロジェクトディレクトリ名……todo_app

としたので

https://kekenta-it-blog.com/todo_app

が入力するURLになります。

ブラウザのアドレスバーにURLを入力
ブラウザのアドレスバーにURLを入力

すると、プロジェクトディレクトリ直下にある「index.php=トップページファイル」が呼び出されます。

(例) トップページ表示

(例)トップページ表示
(例)トップページ表示

2.アプリの動作確認をする

最後のステップは「アプリの動作確認」です。

ここでチェックするべき項目は、主に以下の通りです。

チェックするべき項目

  • すべての機能が問題なく動作するか
  • アクセスできるはずのページに問題なくアクセスできるか
  • アクセスできないはずのページへのアクセスが適切に拒否されるか
ケケンタ

僕は今回は試しに「TODOアプリ」をデプロイしてみたので、とりあえずTODOリストの追加・編集・削除の機能動作をチェックしました!

(例) 機能動作チェックの様子

(例)機能動作チェックの様子
(例)機能動作チェックの様子

アプリが実装通りに動いていれば、以上でデプロイは完了です!

まとめ

以上がPHPで作成したWebページやアプリをエックスサーバーへデプロイするする方法でした。

エックスサーバーのようなレンタルサーバーを利用すれば、PHPで作成したWebページ・アプリは比較的簡単にデプロイが可能です。

とはいえ、初めてデプロイしたという方にとっては、工程も長くなかなか大変だったのではないかと思います。

ケケンタ

最後まで本当にお疲れさまでした!

今回は初心者の方向けということもあり、デプロイする方法の中でも比較的簡単かつ時間もあまりかからない方法をご紹介させていただきました。

今後、アプリ開発にも慣れて、より本格的な運用をしていきたいとなった場合は、Githubを利用する方法がベストです。

とはいえ、今回ご紹介した内容と大きく異なるのは「どんな方法でプロジェクトディレクトリをサーバー上へアップロードするか」という点だけなので、まずはこの記事の内容の全体像をおさえていただければスムーズにステップアップできるかと思います。

デプロイはプログラミング初心者の方にとって鬼門のひとつです。

この記事がそこを突破する一助となったなら幸いです。

ケケンタ

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

当ブログではPHPやそのフレームワークであるLaravelに関する情報などを発信しています。ご興味のある方はほかの記事もご覧いただけるとうれしいです!

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