Gitはアプリ開発の現場で欠かすことのできないバージョン管理システムです。
その特徴のひとつとして、ブランチを使用して異なる機能や修正を管理することができる点が挙げられます。
しかし、プロジェクトの進行状況や要件が変わると、ブランチ名を変更する必要になることもあるかと思います。
そこでこの記事では
ローカルリポジトリとリモートリポジトリのブランチ名を変更する方法
についてご紹介します。
目次
ローカルブランチ名の変更
まずはローカルリポジトリのブランチ名を変更する方法です。
ローカルリポジトリのブランチ名を変更するときは、以下のコマンドを使用します。
git branch -m 古いブランチ名 新しいブランチ名
ケケンタ
これで簡単にローカルリポジトリのブランチ名を変更することができます!
リモートブランチ名の変更
続いて、リモートリポジトリのブランチ名を変更する方法です。
リモートリポジトリを変更する手順
- ローカルリポジトリのブランチ名を変更(方法は前章「ローカルブランチ名の変更」をご覧ください)
- ローカルリポジトリで名前変更したブランチをリモートリポジトリへpush
- リモートリポジトリから古いブランチを削除
STEP1 ローカルリポジトリのブランチ名を変更する
git branch -m 古いブランチ名 新しいブランチ名
STEP2 新しいブランチをリモートリポジトリにプッシュする
ローカルリポジトリで名前を変更したブランチへ切り替えて……
git checkout 新しいブランチ名
リモートリポジトリにプッシュします。
git push -u origin 新しいブランチ名
STEP3 古いブランチをリモートリポジトリから削除する
次に、リモートリポジトリから古いブランチを削除します。
git push origin --delete 古いブランチ名
ケケンタ
これでリモートリポジトリのブランチ名も変更(正確に「差し替え」)できました!
まとめ
以上がローカルリポジトリとリモートリポジトリのブランチ名を変更する方法でした。
リモートリポジトリのブランチ名を変更するときは、「名前を変更する」というよりも「ブランチそのものを入れ替える」と言った方が正確かもしれません。
ケケンタ
リモートリポジトリのブランチ名を直接変更するコマンドは無いんですね!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事が少しでもお役に立ったなら何よりです。
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