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【Windows】Composerのインストール方法|エラー時の対処も解説

【Windows】Composerのインストール方法|エラー時の対処も解説

ケケンタ

こんにちは! ケケンタです。

この記事ではPHPでWebアプリ開発を行うなら必須の

Composerのインストール方法(Windows版)

を解説していきます。

PHPを始めたばかりの方にとっては難しく感じる内容もあるかとは思いますが、ComposerはPHPでWebアプリを開発していくならいずれ必ず使うことになるため、この記事を参考にぜひインストールから挑戦してみてください!

Composerインストール後、実際にパッケージ管理を行うための基本的な使用方法は以下の記事をご覧ください。




ケケンタ

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目次

Composerとは?

Composerとは、PHPのパッケージライブラリを管理するためのツールです。

パッケージライブラリは、簡単に言うと便利な機能(関数やクラスなど)がすでに実装されている機能のまとまりのことです。

例えば、Goutteというパッケージライブラリを使用すると、スクレイピング(Web上から情報を自動収集する技術)を比較的簡単に実装することが可能です。

Composerを使用するメリット

前述のように、ComposerはPHPのパッケージライブラリを管理するためのツールです。

Composerを用いることで得られるメリットはいくつかありますが、その中の3つをご紹介します。

Composerのメリット
  • パッケージ管理が楽になる
  • composer.lockファイルをメンバー間で共有することで簡単に同じパッケージ管理ができる
  • 開発環境ごとにパッケージライブラリをインストールできる

①パッケージ管理が楽になる

PHPのパッケージを利用することで、Webアプリ開発が効率化できます。

ですがその一方、パッケージを利用するためには

「Aというパッケージを使用するにはBというパッケージもインストールしなくてはいけない」

といった、いわゆる「依存関係」を正確に把握する必要があります。

これを人の手だけで管理しようとすると非常に大変です。

Composerはこの依存関係の管理を行ってくれるツールのため、依存関係を意識しなくてもコマンドひとつで簡単にパッケージをインストールすることができます。

ケケンタ

これがComposerを使用する最たるメリットです!

②composer.lockファイルをメンバー間で共有することで簡単に同じパッケージ管理ができる

composer.lockファイルはどのバージョンのライブラリをインストールしたかといった情報が記録されたファイルです。

このファイルを開発メンバー間で共有することにより、全員が同じパッケージを簡単に利用することが可能です。

③開発環境ごとにパッケージライブラリをインストールできる

Webアプリの開発を進めていると、開発環境では必要なパッケージが、本番環境では不要という場面に遭遇することがあります。

Composerでは、「開発環境でしか使用しないパッケージを指定する」ということが可能なため、開発環境と本番環境のすみわけが簡単になります。

Composerのインストール方法

前提として、Composerを利用するためにはあらかじめお使いのパソコンやサーバーにPHPをインストールしておく必要があります。

Composer自体のインストールは決して難しくなく、基本的にはインストーラの画面にそって操作していくことですぐに完了できます。

STEP
公式サイトでインストーラをダウンロードする

まずは公式サイトからComposerのインストーラをダウンロードします。

以下のリンク先へアクセスし、「Composer-Setup.exe」をクリックします。

Composer公式サイト(Windows用インストーラページ)

Composerインストーラーのダウンロード
Composerインストーラーのダウンロード
STEP
インストーラを起動する

インストーラをダウンロードしたら、インストーラ(Composer-Setup.exe)をダブルクリックして起動します。

STEP
インストーラの画面にしたがって操作を進める

以下より掲載する画像を参考に、インストール操作をお進めください。

Composerインストール操作①
Composerインストール操作①
Composerインストール操作②
Composerインストール操作②

Composerとひもづけるphp.exeファイルを指定します。
※以下はXAMPP環境のphp.exeを使用する場合の表示です。

Composerインストール操作③
Composerインストール操作③

「Next」を押したときに「Composer Security Warning」という画面が表示された場合、php.iniを修正する必要があります。
詳しい修正手順こちらの章をご覧ください。

Composerインストール操作④
Composerインストール操作④
Composerインストール操作⑤
Composerインストール操作⑤
Composerインストール操作⑥
Composerインストール操作⑥

公式ドキュメントを見たい場合は
「View online documentation」にチェックを入れます。

Composerインストール操作⑦
Composerインストール操作⑦
ケケンタ

以上でインストーラによるインストール作業は完了です!

STEP
インストールが成功しているか確認する

Windowsキーを押してから検索窓に「cmd」と入力して、Enterキーを押します。

すると、コマンドプロンプトが起動します。

コマンドプロンプトの起動
コマンドプロンプトの起動

続いてcomposerと入力して、Enterキーを押します。

数秒ほど待って、以下のような表示が出ればComposerは無事にインストールできています。

Composerインストール成功確認画面
Composerインストール成功確認画面

【補足】「Composer Security Warning」という画面が表示されてインストールできない場合

PHPでopenssl (SSLライブラリ)を利用する拡張が有効になっていないと、「Composer Security Warning」という画面が表示されてインストールを進めることができません。

そのようなときは、以下の手順にしたがってphp.iniを修正し、改めてインストーラを起動しましょう。

STEP
一度インストーラを閉じる
STEP
php.iniをテキストエディタで開く

XAMPP環境の場合、php.iniは以下のディレクトリ内にあります。

C:\xampp7\php

STEP
php.iniを修正する

extension=php_openssl.dllのコメントを外して、php_openssl.dll が保存されているパスを指定します。

以下はXAMPP環境の場合の修正内容です。

[変更前]
;extension=php_openssl.dll

[変更後]
extension=ext/php_openssl.dll
ケケンタ

上記の修正が完了したら、再度インストーラを起動してインストール操作を進めてみましょう!

Composerを導入してパッケージを活用しよう!

以上がComposerをお使いのパソコンやサーバへインストールする方法です。

実際にComposerを使用する場合は、compose.jsonファイルを用意したり、コマンドプロンプトでコマンドを実行したりといくつか行うべきことがあります。

しかし、最初はハードルを感じても、実際にやってみると意外と簡単に導入できることがお分かりいただけるかと思います。

ケケンタ

この記事がComposerを使い始める第一歩の助けとなったなら幸いです!

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ご興味のある方はぜひほかの記事もご覧いただけるとうれしいです。

また、PHPの独学に限界を感じているなら、プログラミングスクールの利用を検討してみるのも良いかもしれません。

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