この記事にはプロモーションが含まれています。

【WordPress】List category postsで出力する日付の形式を自由に変える

【WordPress】List category postsで出力する日付の形式を自由に変える

WordPressのプラグイン「List category posts」を使用すると、誰でも簡単に投稿リストを表示することが可能です。

しかし、「投稿日」や「更新日」といった日付は、デフォルトだと以下のようにWordPressで設定している形式で出力されます。

WordPressの日付形式設定画面

基本的にはそれで問題ないのですが、案件の中には

ケケンタ

投稿リストで表示する日付の形式だけ変えたい!

というものが、たまにあります。

そこで今回は

WordPressプラグイン「List category posts」で
表示する日付の形式を自由に変える方法

をご紹介します。

ケケンタ

「List category posts」で出力する日付の形式を変更するためには、プラグインのファイルを複製してその中にPHPの処理を追記する必要があります。
しかし、この記事の手順を踏めば誰でも簡単に変更可能なのでぜひお試しください!




ケケンタ

ケケンタのITブログでは、WebアプリPHPLaravel)やWeb制作WordPressコーディング)について情報を発信しています。
学習中の方や実務をされている方など多くの方にアクセスいただいていますので、ぜひほかの記事も参考にしてみてください!


運動不足、気になっていませんか?

もしプログラミング学習やお仕事で運動不足が気になっているなら
連続屈伸運動がおすすめです!

ボタンにカーソルを合わせるだけ
カウントダウンが始まるタイマーをご用意してみました!

ケケンタ

無理のない範囲で、ぜひ隙間時間に屈伸運動を取り入れてみて下さい!

タイマースタート

3:00

※運動不足だと連続3分で取り組んでもかなり息が切れます
(僕は加えて気分もちょっと悪くなりました……)
絶対にご無理の無い範囲でお取り組みください!


目次

List category postsで出力する日付の形式を変更する手順

「List category posts」で作成した投稿リストの表示内容の順番を変更する手順は以下の通りです。

表示内容の順番を変更する手順
  • 現在使用中のテーマディレクトリ直下に「list-category-posts」というディレクトリを作成する
  • プラグインのディレクトリ内から投稿リスト表示用のテンプレートファイル(default.php)をコピーする
  • ②でコピーしたテンプレートファイル(default.php)を①で作成した「list-category-posts」内に設置する
  • テンプレートファイル(default.php)のファイル名を任意のものに変更する
  • List category postsの設定項目「テンプレート」で、④で作成したファイル名を選択する
  • ④で用意したファイルを編集する

手順が多く感じるかもしれませんが、やることと言えばテンプレートファイルをコピペしてその中にこの記事でご紹介するソースコードを追記するだけです。

ケケンタ

以下より、ひとつずつ順番にご説明していきます!

① 使用中のテーマディレクトリ直下に「list-category-posts」というディレクトリを作成する

まずは、いま現在使用中のテーマディレクトリの直下に「list-category-posts」というディレクトリを作成します。

例えば、使用中のテーマが「sample」という名前であれば、

~省略~/themes/sample/list-category-posts

という構成になるようにディレクトリを作成します。

ディレクトリ名コピペ用

list-category-posts

② プラグインのディレクトリ内からテンプレートファイルをコピーする

次に、プラグインのディレクトリ内からテンプレートファイル(default.php)をコピーします。

default.phpはList category postsの初期状態において投稿リスト生成に使用されるデフォルトのテンプレートファイルです。
このdefault.phpを複製し、そのファイル内を編集することで任意の出力内容のテンプレートファイルを作成可能です。

ケケンタ

default.phpは以下のディレクトリ内にあります。

default.phpの場所

~省略~/wp-content/plugins/list-category-posts/templates/

これをいったんCtrl + Cでコピーしておきます。

③ コピーしたdefault.phpを①で作成した「list-category-posts」内に設置する

続いて、コピーしたdefault.phpを、①で現在使用中のテーマディレクトリ直下に作成した「list-category-posts」内に貼り付けます。(貼り付け=Ctrl + V

貼り付け後のファイル構成

~省略~/themes/sample/list-category-posts/default.php

④ default.phpのファイル名を任意のものに変更する

テーマディレクトリ直下にdefault.phpを設置したら、続いてこのファイル名を任意のものに変更します。

ケケンタ

名前はご自身にとって分かりやすいものならばなんでも構いません。
例えば僕はこのテンプレートファイルをスライダー用に使用したかったときは「slider.php」という名称にしました。

ファイル名変更後の状態(例)

~省略~/themes/sample/list-category-posts/slider.php

⑤ List category postsの設定項目「テンプレート」で作成したファイル名を選択する

ここで、WordPress管理画面の「外観→ウィジェット」をご覧ください。

「List category posts」のウィジェットの設定画面の最下部にある「テンプレート」には、初期状態だと以下のように「default」の表示しかありません。

初期状態

List category postsの「テンプレート」項目の初期状態

しかし、ここまでの作業を完了すると、設定していただいたファイル名の部分が「テンプレート」に表示されるようになっています。

ファイル名を「slider.php」に変更したときの例

List category postsの「テンプレート」項目の「slider.php」作成後の状態
ケケンタ

「テンプレート」項目で、新しく追加された方のテンプレート(上の画像なら「slider」)を選択して設定を保存して下さい。

もし「テンプレート」の項目に作成したファイル名が表示されない場合は
・ページを更新してみる
・「list-category-posts」を正しく使用中のテーマディレクトリ内に設置できているか
などをご確認下さい。

⑥ ④で用意したファイルを編集する

最後に、④で任意の名前に設定したファイルをテキストエディタで開き、実際にPHPのソースコードを追記していきます。

今回は例として、デフォルトでは「◯年◯月◯日」形式で表示される状況を想定したソースコードをご紹介します。

ケケンタ

具体的な編集内容は以下の通りです。

日付の形式を変更するための編集内容
  • 「get_dateが記述されている行」をコメントアウトする
  • 以下に紹介するソースコードを追加する
STEP
「get_dateが記述されている行」をコメントアウトする
List category postsのget_date行をコメントアウト
STEP
以下のソースコードを追加する
  /**
   * 日付のフォーマットを変える
   */
  // 日付情報を取得
  $origin_date = $this->get_date($post); //◯年◯月◯日の形式

  // 「年」「月」を「.」に置き換える
  $date_del_year  = str_replace("年", ".", $origin_date);
  $date_del_month = str_replace("月", ".", $date_del_year);

  // 「日」を消す
  $after_date = str_replace("日", "", $date_del_month);

  $lcp_display_output .= $after_date;

ソースコード追加後

List category postsに日付の表示形式を変更するためのPHPのソースコードを追加

このソースコードでは、
「◯年◯月◯日」という形式を「◯.◯.◯」という形式に変更しています。
(例)2024年5月30日 → 2024.5.30

初期表示(WordPress設定で「◯年◯月◯日」形式を設定している状態)

List category postsで出力した投稿リストの日付形式(デフォルト)

ソースコードを追加した後の表示

List category postsで出力した投稿リストの日付形式(変更後)
ケケンタ

ご覧のように「日付」の表示形式が変更できました!

上記は「投稿日」に関するソースコードです。
もし「更新日」の表示形式を変更したい場合は、get_modified_dateの行に同様のソースコードを記述して下さい。
※その際は、上記のソースコードのget_dateになっている箇所(1か所のみ)をget_modified_dateに置き換えて下さい。

List category postsはPHPの知識があると柔軟な変更も可能

以上が「List category posts」で日付の表示形式を変更する方法でした。

今回は

◯年◯月◯日 → ◯.◯.◯

の形式に変更する方法をご紹介しましたが、ご自身のWordPress上での日付形式と先ほどのソースコードを照らし合わせ、少しだけ修正すれば好きな日付形式に変更可能です。

ケケンタ

PHPに馴染みのない方にとってはソースコード自体が見づらいかもしれませんが、今回のソースコードでは「なに」を「どんな文字」に置き換えるのかという部分がハッキリしていれば修正も難しくありません。

例えば今回ご紹介した例では「なに」=年月日、「どんな文字」=「.」と「空白」でした。

もし今回の解説とは違う形式に変更してみたいという場合も、ぜひ修正をお試しください。

ケケンタ

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

List category postsで出力する日付の形式を自由に変える方法のアイキャッチ画像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事が良いと思ったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次